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葉酸コラム

Folic Acid Column

妊活、妊娠期に欠かせない栄養素として注目の「葉酸」について
さまざまな内容をわかりやすく解説します。

葉酸欠乏症の症状って?治療法はある?

葉酸は妊活や妊娠中に欠かせない栄養素。ママの健康と赤ちゃんの発育を支える成分のひとつです。もしも胎児の発育において大切な時期に不足してしまったら、さまざまなトラブルを招く可能性があります。
ママの食事や栄養状態は、赤ちゃんの健康に深くかかわるもの。葉酸が欠乏しているとき、その兆候があるときに自覚できるよう、身体が発するサインと対処法を覚えておきましょう。

葉酸欠乏症の症状って?治療法はある?

葉酸欠乏症とは

一般的に、日本人は通常の食生活で十分な量の葉酸を摂取できているといわれています。妊娠を考えていない時期は、葉酸の欠乏について深く気にしなくてもよいでしょう。
ただし、妊娠中の人や妊娠を考えている女性は要注意。妊娠中の女性はおなかの中で赤ちゃんを育てるために、普段の2倍近くの葉酸を必要とします。そのため、妊娠後もそれまでと同じ食生活を続けていると、葉酸欠乏症につながる可能性があります。
葉酸欠乏症になると、胎児にトラブルが起こることも。また、胎児だけでなくママの身体にも影響を及ぼすことがあります。ここでは、葉酸とは何か、そして葉酸欠乏症が招くトラブルについてみてみましょう。

葉酸欠乏症とは
葉酸とは
まずは、葉酸欠乏症についてきちんと理解するためにも、葉酸がどんな栄養素であるかを知っておきましょう。葉酸はビタミンB群の一種で、水に溶ける性質を持つ水溶性ビタミンです。ほうれん草の葉から発見されたことから、「葉酸」と名づけられました。
葉酸は代謝にかかわる栄養素で、タンパク質や遺伝に関係する核酸の合成に働きかけて、胎児の正常な発育を支えます。
葉酸の役割
赤ちゃんはママのおなかの中で細胞の分裂や増殖を繰り返すことによって、脳をはじめとする全身の臓器や筋肉、血液、骨などをつくって発達していきます。その際に活躍するのが、細胞づくりに必要な葉酸です。
また、葉酸は「造血ビタミン」とも呼ばれています。赤血球をつくるための構成成分であり、赤ちゃんとママの健康をサポートしてくれる成分です。
加えて、タンパク質の合成にかかわる葉酸は、ママの美容もサポート。妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るため、ママの肌にまで栄養が行き届かなくなりがちですが、葉酸の力が美容と健康の維持に働きかけます。
葉酸が欠乏すると
妊婦さんは妊娠中にそれまでの生活より多くの葉酸を必要としますが、特に妊娠初期に必要な量の葉酸の摂取を意識しましょう。妊娠初期は脳や脊髄などの中枢神経系のもととなる神経管がつくり出される時期であるため、葉酸が欠乏すると胎児に先天性疾患を招く事態も考えられます。
厚生労働省は2000年から妊娠可能な女性のすべてに葉酸の摂取を奨励しています。妊娠を計画する1カ月以上前から妊娠3カ月までの間は、1日あたり400㎍の葉酸を補うよう勧められています。
葉酸が欠乏すると、造血機能にも影響が及ぶ可能性が。代表的な症状にめまいや立ちくらみなどの貧血症状があります。さらに、血液が固まりやすくなったり、血管の内側に変化をもたらしたりすることも。動脈硬化や狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの発症リスクを高めることもあります。
ビタミンB12の欠乏との関係
葉酸はビタミンB12と協力して赤血球をつくります。両栄養素のどちらかが欠乏すると、正常な赤血球をつくることができません。
葉酸やビタミンB12の欠乏は、赤血球の前段階である赤芽球を巨大化させてしまうことがあります。これによって全身に酸素を運ぶ機能が低下し、悪性貧血の巨赤芽球性貧血につながります。葉酸の摂取を意識するとき、ビタミンB12も補うように心がけましょう。

葉酸欠乏症の原因

葉酸欠乏症は、どのようなことが原因となって起こるのでしょうか。さまざまな可能性が考えられるので、心当たりがあるかどうかチェックしてみてください。

葉酸欠乏症の原因
妊娠したとき
胎児はママのおなかの中で全身の器官をつくるために盛んに細胞分裂を行います。このとき、ママの身体から多くの葉酸が使われるので、妊娠中の女性は葉酸が不足しやすい状態だといえます。
加えて、妊娠中は胎児に栄養や酸素を送り届けるので、ママの身体は妊娠前よりも栄養不足になりがちです。栄養は血液を通して運ばれていき、血液の構成成分である葉酸もまた不足しやすくなります。
ビタミンの吸収不良
水溶性ビタミンの一種である葉酸は、何らかのトラブルで消化・吸収が阻害されると、吸収不良を起こすことがあります。消化・吸収で大きな役割を果たす胃にトラブルが起こると、葉酸も欠乏しやすくなる傾向が。胃を切除した人や胃縮性胃炎にかかった人は葉酸欠乏症を起こす可能性があります。
葉酸の欠乏によって正常な赤血球がつくれなくなると、悪性貧血の巨赤芽球性貧血を招きます。胃にトラブルが起こった人は、胃の症状に加えて、動機や息切れ、めまいなどの貧血症状にも注意してください。
アルコールの過度な摂取
アルコールの過度な摂取も葉酸欠乏症を招きます。アルコールは葉酸の吸収や代謝などを阻害し、分解を加速させます。そのため、食事で十分に摂取しているつもりでも、不足してしまう可能性が。アルコール依存症の人は葉酸欠乏症を起こしやすいので、葉酸の摂取を心がけましょう。
病気・服薬
セリアック病や熱帯性スプルー、その他の吸収不良症候群などによって葉酸欠乏症が起こることがあります。血液透析を行っている人も起こりうるので注意が必要です。
服薬中の方は、薬によって葉酸欠乏症を招く可能性も考えられます。抗がん剤に用いられるメトトレキサートや抗てんかん薬の一種であるフェニトインなど特定の薬で葉酸の欠乏が起こることがあるため、処方された際は薬剤師に確認・相談するなどしてください。
葉酸の欠乏は食事量の減少や排泄量の増加などでも起こります。毎日の食事で必要な量の葉酸を摂取することが大切です。

葉酸欠乏症の症状

もし葉酸欠乏症になったら、どんな症状が起こるのでしょうか。胎児の症状に気づくのは難しいですが、自分に起こる症状ならば自覚できるかもしれません。ここでは、葉酸欠乏症の主な症状をご紹介します。

葉酸欠乏症の症状
胎児の障害(神経管閉鎖障害)
葉酸欠乏症の症状で胎児に影響を与えるリスクが高いのが神経管閉鎖障害です。神経管閉鎖障害とは、神経管の癒合不全による先天異常のことで、神経管の下部と上部のどちらで閉鎖障害を起こすかによって症状が異なります。
下部で起こった場合は二分脊椎、上部の場合は無脳症といいます。二分脊椎が起こると、下肢の運動障害や膀胱・直腸機能障害が起こることがあります。一方、無脳症の場合は、流産や死産などのリスクが高まります。
神経管閉鎖障害が起こるのは妊娠のごく初期であるため、妊娠に気づいてから葉酸を飲みはじめるよりも、早めに飲んでおくことが勧められています。
貧血
葉酸の欠乏によって巨赤芽球性貧血になると、動悸や息切れ、めまい、疲労感、倦怠感、味覚低下、食欲不振、四肢のしびれ、歩行障害などの症状がみられます。巨赤芽球性貧血になった場合、診断までに体重減少や脱力感を自覚する人が多いので、心当たりがあるときは医師に相談してみましょう。
認知症
葉酸欠乏症は脳の血行を悪化させることも。アルツハイマー病や若年性認知症などに関与する可能性もあるといわれています。
葉酸の必要性は妊娠・妊活中の女性に向けて発信されることが多いですが、中高年世代の健康もサポートしてくれます。妊娠中だけでなく、産後の食生活においても葉酸の摂取は意識したいところです。
粘膜に関する疾患
もし口内炎ができたなら、葉酸不足の兆候かもしれません。葉酸は粘膜の強化にも働きかけるため、葉酸が欠乏すると潰瘍や口内炎などができやすくなります。粘膜の異常は葉酸不足のサインとなりやすいので、注目ポイントとなるでしょう。

葉酸欠乏症はどう診断される?

前述の症状や食生活の乱れなどから葉酸欠乏症の可能性を感じたときは医師の診察を受けましょう。

葉酸欠乏症はどう診断される?
医師の診察へ
葉酸欠乏症に心当たりを感じたなら、自己判断で対処する前にまずは医師の診察を受けましょう。特に、妊娠中や妊娠の可能性がある人は、神経管の形成時期である妊娠初期に神経管閉鎖障害のリスクが高まるので、すみやかに診察を受けることをおすすめします。
葉酸欠乏症は巨赤芽球性貧血の一種となるため、その検査が必要です。葉酸が欠乏すると、まず血清葉酸値が下がります。この低下が見られる場合、血清ビタミンB12を測定します。なぜビタミンB12の数値も調べるのかというと、巨赤芽球性貧血は葉酸またはビタミンB12の欠乏によって発症するためです。
検査を行い、巨赤芽球性貧血が葉酸とビタミンB12のどちらの欠乏によって起きているのかを調べたうえで、医師から診断が下されるでしょう。

葉酸欠乏症の治療法は?

葉酸欠乏症と診断されたら、医師の指示に従って治療を受けましょう。では、実際にどのように治療が行われるのでしょうか。

葉酸欠乏症の治療法は?
葉酸の摂取が不可欠
不足した葉酸を補うには、食事から摂取します。毎日の食生活で葉酸を含む食品を意識して増やしましょう。葉酸はほうれん草やアスパラガス、ブロッコリーなどの葉物に多く含まれているので、野菜を中心とした食事を心がけてください。
いちごやみかん、バナナ、キウイなどの果物にも、葉酸を含む食品が多くあります。おやつ感覚で手軽に食べやすいので、つわりが重い人にもうれしいですね。野菜と思われがちですが、アボカドも葉酸が豊富な果物のひとつです。葉酸だけでなくビタミンやミネラルも豊富なので、健康維持に役立つ食品といえます。
食生活が乱れがちなときは、葉酸を豊富に含むレバーがおすすめです。鶏、豚、牛いずれのレバーも含有量が多いので、お好みのものでOKです。
ただし、レバーは葉酸だけでなくビタミンAも多く含むため、妊娠中の摂取には注意が必要です。妊娠中はビタミンAの過剰摂取によって胎児に奇形のリスクが上昇するため、上限値が設けられています。レバーを使った料理は上限を超えてしまいやすいので、毎日のように大量摂取するのは控えてください。
アルコールの摂取を控える
妊娠中に飲酒はNGですが、妊活中もアルコールは控えることをおすすめします。過度のアルコール摂取は葉酸欠乏症の原因となるだけでなく、食生活にも影響を与えやすいもの。アルコールを摂取するときは食事の内容がお酒に合うつまみが中心になりやすく、栄養バランスが乱れがちです。
妊娠が判明していない時期はお酒を飲みたくなるかもしれませんが、妊娠していた場合は赤ちゃんへの影響も気になるところ。妊活の開始とともにアルコールの摂取は控えましょう。
栄養素を摂取する
日本人は、一般的な食事ができていれば、葉酸欠乏症の心配はほとんどありません。しかし、妊娠中の女性など身体が通常よりも栄養を多く求める人、ダイエットをしている人、食生活が乱れがちな人は、葉酸以外の栄養も不足しやすい傾向があります。
緑黄色野菜のような葉酸を問わず栄養が豊富な食品を利用し、必要な量の栄養をとる習慣をつけましょう。また、野菜だけでなく、他の食品からもバランスよく栄養素を摂取することが大切です。
バランスのよい食事を意識するときは「まごはやさしい」を食生活に取り入れるとよいでしょう。医学博士の吉村博之先生が提唱されたバランスの良い食事の簡単な覚え方です。
  • ・「ま」豆や豆製品(大豆とその加工品、その他の豆類)
  • ・「ご」種実類(ごま、くるみなど)
  • ・「わ」海藻類(わかめ、ひじきなど)
  • ・「や」緑黄色野菜、淡色野菜、根菜類
  • ・「さ」魚介類(小魚類が望ましい)
  • ・「し」キノコ類(しいたけ、しめじなど)
  • ・「い」いも類(さつまいも、じゃがいもなど)
これらの食品を食事に取り入れられるよう、メニューを工夫してみてくださいね。

葉酸不足にならないために

葉酸欠乏症はママや赤ちゃんにさまざまな影響を与えます。特に、妊娠初期に葉酸が不足すると神経管閉鎖障害を招く可能性があるため、妊娠に気がつく以前から必要な量の葉酸を摂取しましょう。毎日の食生活で葉酸の摂取と栄養バランスのとれた食事を意識したいですね。

葉酸不足にならないために
参考文献

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「妊婦さんが葉酸をおすすめされる理由とは?」

葉酸はいつからいつまでとる?妊娠時期ごとの摂取量

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